外反母趾の極端な男女比は?

外反母趾の男女比は1:9ともいわれていますが、
なぜでしょうか?
女性はヒールを履くから?

先日も日記で書きましたが、
ヒールを履かない子供もなりますし、
これまで一度もヒールを履いたことのない人も外反母趾になっているというデーターがあります。

なので、あくまでもヒールを悪者にすることはできないのですが、、、
この極端な男女比には理由があります。

女性は子供を生むときに、骨盤が大きく開きます。
通常、骨盤は仙腸靭帯という強力な靭帯でがっちりと開かないようにできているのですが、
妊娠すると、その靭帯を緩めるホルモンが分泌され、出産時に骨盤がうまく広がるようにできているのです。

通常の生理周期においても、また、ホルモンバランスの崩れやすい状況下でも、このホルモンの影響はすくなからずあるという話を聞きました。

つまり、靭帯を緩めるホルモン(「リラクシン」という冗談みたいな名前)が足の靭帯にも影響してしまい、
開帳足になりやすい環境下でなにかのきっかけで外反母趾につながる可能性が高いということです。

きっかけは、ヒールに限らず、つま先の狭い靴、幅の大きすぎる靴などのサイズ不適合から、
姿勢の悪化(何かの原因での前傾過多やスポーツなどでのオーバーユースなど)などいろいろです。

実は、若年性外反母趾は、第二次性徴期(初潮期)に発症することが多く。
さらに更年期と、いずれもホルモンバランスの崩れやすい時期と加齢による姿勢変化などが合わさり発症するケースが多いようです。

妊娠中に腰痛などに悩まされる方もいらっしゃいますが、これも「リラクシン」の影響と体重増加で骨盤の開きなどが出てくるのが原因といわれています。
もちろんこの時期の履物にも十分注意が必要ということです。

投稿者: Kiyoshi IIDA

姿勢・動き・競技中の動作解析などからカラダの動きや姿勢の問題点を抽出しケガ予防・コンデショニング・パフォーマンスアップなど、問題解決に向けて総合的な コンサルテーションを行うスペシャリスト。 専門分野:オーダーメイドインソール 作成・アライメントトレーニング指導・シューズ全般 JOC (財)日本オリンピック委員会 強化コーチングスタッフ(2002〜2011) (財)全日本スキー連盟モーグルチームテクニカルスタッフ(2001〜2011) 2002ソルトレイクシティ・2006トリノ・2010バンクーバーオリンピックに全日本スキーチームとして帯同 NSCA認定ストレングス&コンデショニングスペシャリスト(CSCS)2004〜2015 山形県スポーツタレント発掘事業YAMAGATAドリームキッズ講師(2008〜)スポーツシューフィッター制度創始者 日本障害者スキー連盟 IDアルペン コーチ兼トレーナー(2018〜)中央大学保健体育研究所 客員研究員(2019〜)

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