某シューズメーカーの展示会へ行って参りました。
展示会では、担当者からひととおり説明受けた後は、
ニューモデルを片っ端から履きまくります、
レーシング・ランニング・トレイル・ウォーキング、、、、
幸い私のサイズはサンプルサイズなので、、、
世界中どこのサンプルでも大体は履けます!
前に勤めていた会社で用具テストの要員になれたのも、
サンプルサイズの足を持っていたから、、というのもあり、
今を思えば、そのおかげでだいぶ世界旅行できました。
量産シューズの開発は基本的に8サイズ(26.5)ぐらいで行い、
グレーディングといって、それを元に縮小や拡大をしていく作業をします。
つまり、どんなにグレーディングの技術があっても、サンプルサイズ以上に設計どおりにできるサイズはありえないということなんですね~
そして、小一時間の試し履きで、一体なにをチェックするかというと、
主にはソールの特性です。
もちろんアッパーのサポートなどもチェックしますが、
ミッドソール・アウトソールの形状・材質・それらが重なったときの特性が、
・ターゲットとなる速度域での身体の使い方にマッチしているか?
・重心の移動特性はどうか?
・典型的な悪い動きをどうフォローする特性があるか、
・または悪い動きを助長してしまわないか?
などをメインでチェックします。
こればかりは履いてみないことにはわかりません。
分解モデルもあるし、、
なぜ、こういう履き心地になるのか
徹底的にチェックします。
「同じパーツ使ってるから、こうなるんだー」とか、、、、マニアです。
中には、あんなにいいモデルだったのに、、、
こんなんなっちゃって、、、、というのがあったり、
素晴らしいNEW モデルができていたり、、
安価なモデルに掘り出しものがあったり、
、、、と一喜一憂です。
メーカーが意図して作ったものと、履いてみるとだいぶ違うものがあったり、
メインでないモデルが、マイナーチェンジで熟成されてたり、、
あいかわらず見るポイントが量販店さんとは、ずれています、、、(笑)