はだしが健康にいい、、、?
はだし感覚に近い靴がいい、、ともいいます。
子供にははだしで遊ばせたほうがいい、、とも
僕が思うに、はだしでのメリットはたくさんあると思います。
足の細かい筋肉や、メカノレセプターといわれる感覚受容器も、はだしのほうが発達すると思います。
でも、足が歪んでしまった人が、歩いたり、長距離ランニングしたり、という場合には、この「はだし感覚」のよさを誤解してしまうと大変なことになるんじゃないかなーって思います。
靱帯の性質には一瞬の衝撃にはゴムのように伸縮して元に戻る性質と、弱く長い刺激にはでれーっと伸びていく性質があるといいます。
つまり、足のアライメントが崩れた状態で一瞬のジャンプの着地などではなく、長時間の歩行やランニングをしたら、、、悪い状態はさらに進行するのではないでしょうか?
しかも長時間走るような足元はアスファルトのように舗装されているサーフェイスがほとんどです。人間の素足にはちょっと酷な条件ですね。
このような状況下で足のアライメントの悪い人が、硬い舗装路で長時間の刺激が足裏に入ると、、
丁度金づちで釘を打つときに、真っ直ぐであれば釘が入って行きますが、釘がほんのちょっと曲がった状態で刺さっていると、トントンたたいているうちに、釘が曲がるか、倒れるかしてしまいます。そのような状態が足に起こっていると考えてみて下さい。
そして、ほとんどの人の足のアライメントは歪んでいる、、
そう考えると、「はだし感覚」に関してはあくまでも「感覚」のよさと「サーフェイスの柔らかさ」であるということをしっかり認識していないとあぶないのではないでしょうか?