インソールの衝撃吸収は必要か?

市販されているインソールにはカカトの部分にクッション材やゲル状のものが入っていることで着地の衝撃を和らげようとするものが多く存在します

おはようございます!

早いものでこのサイトを始めてから

あっという間に2週間も経ってしまいました。

_____________________

本日のトピック

インソールに衝撃吸収材は必要か?

_____________________

市販されているインソールにはカカトの部分にクッション材やゲル状のものが入っていることで着地の衝撃を和らげようとするものが多く存在します。

ところが、カカトには、元々人間本来が持っている天然の衝撃緩衝材とも言えるものが入っているのをご存知でしたか?

実は、カカトの皮膚の下には、すぐ骨はなく、ヒールファットパッドと呼ばれる脂肪の塊が束になって形成された組織が厚くかかとをまもっているのです。

このヒールファットパッドは立ちっぱなしなどで、かかと荷重が続いたり、長時間の歩行などでだんだんと平べったく横に広がっていきます。するとかかとが痛くなったりするので、つい何か柔らかいもので守ってあげたくなってしまうんですね。

でも、かかと部分を立体的にサポートしてあげることができれば、長時間の立ち姿勢でもヒールファットパッドが広がることはなくなり、足の持つ本来の衝撃吸収力が増してくるのです。また、靴のカカトのパーツ「ヒールカウンター」もカカトが潰れていくのを防いでくれる役目があります。

インソールもよくよく見てみると、平べったいインソールほどカカトにジェルの様なものやスポンジの様なものがついていることに気づきます。

つまりアーチやヒール部分を立体でサポートしているインソールには、足が本来持つ衝撃緩衝能力が活かせるのですが、アーチのサポートやヒールがカップされていないインソールほどダイレクトに衝撃がかかるので衝撃吸収素材が必要になるのです。

つまりカカトや母指球あたりが痛いからと言って柔らかい素材のシートを敷くよりも、アーチを立体的に上げてヒールをカップしてあげるインソールを使ったほうが楽だということです。

また、アーチをサポートされていてヒールも立体的に形を作っているインソールに、衝撃吸収素材を入れてしまうと、少しやりすぎになってしまう可能性があります。

足の裏は、力を受け出す器官であって力の入力と出力はイコールであることが物理的に言えます。つまり衝撃を感じない様にするということは、力を発揮する時にも力が伝わらないということを意味します。

同時に床半力と言って反発性の高い素材ほど、衝撃から足を守ってくれそうですが、実は圧力が一番かかるところに一番半力が戻ってきてしまうんです。

それに着地の時にカカトが衝撃吸収材でブニュブニュしていると着地が不安定になってしまいますよね。

シューズにもカカト部分には衝撃を緩衝する機能や素材がついてくることが多いので、インソールと合わせるとちょっと過剰になりがちになる可能性があります。

まずは、足のもつ本来の機能をオーダーメイドインソールで形作ってあげることが大事です。インソールは、良い足の状態をキープする器(うつわ)の様な役目も果たしているんです。

________________________

「人々を足の痛みから解放したい」

www.foottrainers.net

東京都港区南青山1−2−6ラティス青山スクエア2F

株式会社フットトレーナーズ

_________________________

医療用インソールについて

医療用のインソールとは、治療目的で作られるインソールのことです。

おはようございます!

昨日の投稿で厚底シューズについて書きましたがこんなお客様もいらっしゃいました。

厚底レースシューズで足首周りを故障して、ノーマルのセイフティシューズ+インソールで走ると痛みが出なくなり、しばらく痛みが出なかったのですが、シューズを厚底レースシューズに戻したら急にまた再発しました。インソールは入っていましたが、インソールで動きを止める以上に足首の内外への動きが大きかったのでしょう。

______________________

本日のトピック

医療用インソールについて

______________________

医療用のインソールとは、治療目的で作られるインソールのことです。

よく病院に行っても「骨に異常はありません、湿布を出しときます」しか言われない、とよく聞きますが、病院とはそういうところなんですね。仮に病名や怪我の名前がつく様な診断ができたとしても、軽症であれば、原因がどうとかはあまり言ってはくれません。お医者さんは「今ここにある怪我や病気」と向き合うのが仕事です。

フワッとした症状にフワッとした診断をしませんし、サプリメントを勧めるわけではなので、薬だって痛ければ症状にあった痛み止めを出してくれます。スポーツドクターの一部の先生はアライメントを見て問題の原因を教えてくれるかもしれませんが、基本的に専門外です。

同様に医療用のインソールとは、足の怪我や故障に対し、医師の指示で義肢装具士が作る医療用足底板のことをいいます。

基本的にドクターのインソールは、症状の固定もしくは保存(悪くならない様にそっとしておく)を目的で足底板を処方します。ギブスまでいかないけれど、足裏のアーチを固定しといた方が痛みが出ないだろう、といった時などに処方されるのです。

医療用のインソールや医療の現場から開発されたインソールというのは、基本は足の固定を目的とするものが多いのです。明らかにスポーツから開発されたスポーツ用インソールとはその生い立ちが異なるのです。

スポーツインソールは、足の運動を、インソールのカカト部分、アーチ部分などを立体的にサポートすることで、足の動きをコントロールし、重心の移動をコントロールすることに長けています。医療用インソールが「静」ならスポーツインソールは「動」になるわけです。

日本の理学療法士の方が開発したインソールがありますが、パーツを貼っては歩き、を繰り返し、パーツの処方が複雑すぎて作成に時間がかかり、また、再現性も低いこと、スポーツで使用すると足裏に反発が強すぎたりズレたりするので、あまりスポーツ向きとは言えません。

医療と聞くと、医者ドクター国家資格、と連想され、ドクターのいうことが正しい。となりがちですが、そもそも専門分野で余程足のことを研究しているドクターでもない限りは、足の動きや重心の位置、姿勢やアライメントといったものは専門外であることが多いのです。

つまり、スポーツインソールの競合(コンペティター)は医療インソールではないということです。

たまに私も言われることがあります。「インソールはお医者さんで作っているから大丈夫です」、、と

ちなみにフットトレーナーズのお客様にはドクター、お医者様が多いです。

ランニングフォーム、ゴルフ用インソール、歩行指導を定期的に受けにいらしているお客さんは実はドクターだらけです。

______________________

「人々を足の痛みから解放したい」

www.foottrainers.net

東京都港区南青山1−2−6ラティス青山スクエア2F

株式会社フットトレーナーズ

_______________________