有痛性外ケイ骨

原因不明の足の内側の痛み、診断は「有痛性外ケイ骨」でした。

外ケイ骨というのは、舟状骨という内くるぶしの前下方にあるでっぱり部分が、何らかの原因で剥がれた副骨であると言われています。

正確に分類すると完全に離れている物とそうでない物があるようですが、離れた外ケイ骨と舟状骨の間の軟骨板が炎症をおこしてしまって痛みが出るようです。

何かの症例研究で聞いたのですが、有痛性外ケイ骨のほとんどが思春期の女性に多く見られるということです。

また、ある先生によると、有痛性外ケイ骨の女性のほとんどが足のウィズが細く扁平足の方が多いとのことでした。

要は、足の細い女の子が足の幅が狭いのに、狭い靴が売ってなくて靴の中で足が動いて、回内外を繰り返しているうちに扁平足が強くなって、思春期のホルモンバランスによって靭帯が緩みやすくなったタイミングがより牽引性のストレスが大きくしてしまい、本来関節ではない中足部にもう一つ偽関節(ぎかんせつ)を作ろうというメカニズムが発生しているのだと思います。

この外ケイ骨という副骨はいわば、膝のお皿のような骨であり、可動域が大きく、強い靭帯が絡んでくる関節にある浮遊骨です。例えば膝のお皿の他には親指の付け根の裏側に種子骨という骨が2つあります。

つまり足の中心部の大きく動く関節を作ろうとしてしまっているのだと思われます。

足のウィズの細い女の子には、思春期を迎える前に、有痛性外ケイ骨の予防のために、ウィズの合ったシューズとアーチサポートのあるインソールが必要ですね。

投稿者: Kiyoshi IIDA

姿勢・動き・競技中の動作解析などからカラダの動きや姿勢の問題点を抽出しケガ予防・コンデショニング・パフォーマンスアップなど、問題解決に向けて総合的な コンサルテーションを行うスペシャリスト。 専門分野:オーダーメイドインソール 作成・アライメントトレーニング指導・シューズ全般 JOC (財)日本オリンピック委員会 強化コーチングスタッフ(2002〜2011) (財)全日本スキー連盟モーグルチームテクニカルスタッフ(2001〜2011) 2002ソルトレイクシティ・2006トリノ・2010バンクーバーオリンピックに全日本スキーチームとして帯同 NSCA認定ストレングス&コンデショニングスペシャリスト(CSCS)2004〜2015 山形県スポーツタレント発掘事業YAMAGATAドリームキッズ講師(2008〜)スポーツシューフィッター制度創始者 日本障害者スキー連盟 IDアルペン コーチ兼トレーナー(2018〜)中央大学保健体育研究所 客員研究員(2019〜)

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